線庭、あるいはベジェ氏による接続 [展覧会]

インスタレーション

線庭、あるいはベジェ氏による接続

2013年10月20日
ギャラリーサンセリテにて
鳳来湖の流木と小石

P1130579.JPG

流木の一つを手にとり、ギャラリーの床に置く、
次に選んだ枝の先端を接する寸前まで近づけ、
その一方の先端が描く曲線の接線と、
もう一つの枝が描く曲線の接線とが1直線になるように、
枝を配置していく。
次々と枝を選び、曲線を繋げていく。

枝がすでに置かれた枝と交差する場合には、
小石を橋脚として、接しないように、
立体交差させる。

一度セットした枝、小石は決して動かさない。
これがパフォーマンスのルールであり、
インスタレーションのプランである。

どのようにパフォーマンスを終了させるのか、
決断が、やがて必要になる。
それはプランの実行の中で必然的に訪れ、
その期を逃さないことが肝要となる。

幸運にも、
最初の一枝の結ばれていない先端と選んだ枝の先端の接線が、
一直線上に結ばれ、
つまり、曲線が閉じられたことで、
パフォーマンスを終えることができた。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。