愛知ノート 展示終了 [アート]

5日から始まった
愛知県陶磁美術館の愛知ノートの
展示が終了した。

P1000006.JPG

まだ会場の清掃が終わっていないが
私の展示状態。

陶磁展示全体.jpg

愛知ノートのための新作のドローイングが12枚
ガラス越しではあるが
一堂に並んだ姿は
我が作品ながら壮観ではある。
さながら大きな額縁に収まったかのようで
照明も美しく調整していただけた。

陶磁展示平面.jpg

ドローイングの下には
それぞれの土で制作した
抹茶碗が48点。

全て同じサイズで制作したのだが
溶けたり
割れたり
縮んだり
その土が持つ資質が
現れている。

下は陶磁美術館に近い
猿投のドローイングと抹茶碗
さすがに陶芸愛知の中心地
色も美しいが
耐火度も縮みも陶土として
充分なもの

陶磁展示平面猿投.jpg

ドローイングの前には土染めの茶室
[穹]愛知ノートバージョン

陶磁展示茶室外観.jpg

もう20年以上前の作品な上
本来は内部に入るだけで
茶室の外からは見ることはできない設定で制作したものだが
今回、美術館の依頼で外部からも見ることができ
広い空間に設置できるように
枝で架構を製作して吊り上げてみた。

陶磁展示躙り口.jpg
陶磁展示床の間.jpg

床の間の軸は
今回採取した設楽の土を
初めて和紙にドローイングしたもの
床に敷いた土も
その設楽の土。

床のオブジェは今回採取した
12地区で一枚づつ作成した皿を
積み上げて焼成した。
見事につぶれている。
焼成前の姿は
http://ajioka.blog.so-net.ne.jp/2014-12-19

陶磁展示軸.jpg

2015年の最初の仕事は
とても作業量が多く
少し疲れが残っていますが
恥ずかしくない仕事が出来ました。

いよいよ、今週10日オープン。
ぜひ、ご覧ください。

陶芸関係者だけでなく

陶芸とは
また、現代陶芸とは
そして、現代美術とは
それらの立ち位置と
それらが抱える問題とは…

私も
まだ全体の展示を見てはおらず
展示の合間に一部をみただけですが
様々なことに
思いをめぐらせています。




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