4月、新学期です。

新学期となり
何も関係はないのだが
久しぶりにブログの気分

昨日はJAGDAの創作保全委員会で上京
今年の7月に開催される著作権セミナーの会議
そのことについては、詳細が決定次第
このブログやJAGDAのHPで紹介する。

今日はその後の話

会議後、虎ノ門の
菊池寛実記念 智美術館で開催中の
遠くて近い井上有一 展に出かけた。

yuichi_inoue2015a.jpg

早いもので、没後30年になる。

展示は、初期から晩年までの約50点。
筆で書かれたものだけでなく、
晩年のコンテによる作品や、自画像・陶器も並び
それほど大きな展示ではないが
井上先生を一望できる、よい企画だった。

図録に載っていた先生の言葉

「もっと書一筋に生きなければダメだ。…
どこか古い家に住んで、食いものなんかそれこそナッパと大根くらいでいい、
金は紙と筆を買うのと、表具するだけは十分欲しい… 井上有一」

若いころ、先生から
書をすすめる葉書をいただいたことを思い出す。
今もって、書一筋には生きられない。

それとは別に
筆で書かれた手紙が一通手元にある
20周忌の時に額にいれて
事務所に飾っている。

井上有一手紙.jpg

いつか、軸にしなければと思っていたが
その時期がきたと思った。


その帰り道
暗くなった虎ノ門の
ビルの間に収まった鳥居があった。
とても好きな景色だ。
鳥居の両側には幟も立っている。
春の祭りなのだろう。
街がどのように変わっていこうとも
必ず、残る
日本人の変わらない思いがある。

虎ノ門鳥居.jpg

翌朝、届いていた鉛筆削りを
初めて使う。

私は頭の整理をするとき
鉛筆でなければまとまらない。
それも4Bに限る。
当然、柔らかいので芯は直ぐに減ってしまう。

仕事前には、必ずダース程度の鉛筆を削る。
短くなるのも早い。

そのため、金属製のホルダーを
使っていたのだが
実は、貧乏くさくて嫌いだ。

そんな時
短い鉛筆をつなぐ鉛筆削りを見つけた
早速注文したのだが
45日待ちでやっと届いた。

鉛筆削り.jpg

使ってみると結構手間がかかり
少し器用さが必要だ。
それは大丈夫だが、使用本数が多いと
せっかちな私で持続可能かと
いささか心配である。

接続鉛筆.jpg

写真下が接続した状態
上のホルダーはご用済み… ?。

もったいないという貧乏臭さを
オシャレに解決してくれ
持っているぞと自慢できる
なかなか優れものである。

だが、一つ問題がある。
鉛筆の殆どが
孫たちにお尻をかじられている… 。






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