蔓梅擬 [花]
鵜飼恵子さんの展示が始まった。
例年のごとく
花の出前を頼まれた
例年のごとく
この季節は蔓梅擬と藪椿ぐらいしかないが
年々、採取が難しくなっている
例年ならば蔓だけで充分だが
今年は実のつきも悪い
巻き付いた枝ごと切りだすことに
特に蔓梅擬のように
枝に巻きついている蔓物は
蔓を切る場所が難しい
野山の花材採取は
見つけた瞬間が勝負
活ける形を想定して
鋸や鋏をいれることを
心掛けている
花の移動でも
活ける場所でも手際が
ぐんと違えば
結局、花も長生きする
枝についたまま
干し柿状態になったものと
蔓梅擬を籠に入れ
壁から吊してみた
花を活けるということは
花器を選び
それをどう使うか
それで殆ど決まる
余分な手をくわえなければ
野山の花は
すべて例外なく美しい
花のあるがまま
花の望むまま
投げ入れるだけでよい
●
鵜飼恵子さんの展示は
6日(日)まで
豊橋市呉服町48
ギャラリーフォーティーエイト
例年のごとく
花の出前を頼まれた
例年のごとく
この季節は蔓梅擬と藪椿ぐらいしかないが
年々、採取が難しくなっている
例年ならば蔓だけで充分だが
今年は実のつきも悪い
巻き付いた枝ごと切りだすことに
特に蔓梅擬のように
枝に巻きついている蔓物は
蔓を切る場所が難しい
野山の花材採取は
見つけた瞬間が勝負
活ける形を想定して
鋸や鋏をいれることを
心掛けている
花の移動でも
活ける場所でも手際が
ぐんと違えば
結局、花も長生きする
枝についたまま
干し柿状態になったものと
蔓梅擬を籠に入れ
壁から吊してみた
花を活けるということは
花器を選び
それをどう使うか
それで殆ど決まる
余分な手をくわえなければ
野山の花は
すべて例外なく美しい
花のあるがまま
花の望むまま
投げ入れるだけでよい
●
鵜飼恵子さんの展示は
6日(日)まで
豊橋市呉服町48
ギャラリーフォーティーエイト
2015-12-01 15:23
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年に一度の出張生け花師です…? [花]
古くからの友人
鵜飼恵子さんの木綿の仕事の発表が始まった。
例年のごとく
蔓梅擬きと野茨を差し入れた。
当然、活けなくては帰れない。
その場にあるもので
なんとかごまかして帰らしていただく。
これもお約束…?
今回の
花器は籠ばかり
大小幾つかが用意されていた。
まず最初は
ウインドーに蔓梅擬き
枝元を丸め大きな籠の内側にはめ込む
蔓梅擬きの蔓は籠の縁によくなじむ
あとは枝が勝手に形を作ってくれる。
余裕のある会場ではない
お客に野茨のトゲがあたるため
高い位置に籠をかけ
選んだ一枝を投げ入れる。
これで差し入れの花は終わりだが
藪椿と南京櫨があると差し出され
背の高い枝をさてどう活けよう
深い瓶や籠がない
南京櫨は
手提げの網籠の口を麻縄でしめ
壁のコーナーに立てかける。
落としを入れず水を切った。
会期中にはおそらく
殻が割れ白い実が出る… と思う。
藪椿は
残った籠を三つまとめて
それぞれに落としを入れる。
花器に奥行きが生まれ。
会場の一角に藪をができた。
暖房のあたたかさで会期中には満開になる… だろう。
残った蔓梅擬きと野茨は
事務所の玄関に
まとめて投げ入れた。
蔓梅擬きの朱の華やかさ
突然の正月ムードだが…
今年中に仕上げたい仕事(?)は
山ほど…? ある。
それでも仕事(?)ばかり
ではつまらない。
鵜飼恵子さんの木綿の仕事の発表が始まった。
例年のごとく
蔓梅擬きと野茨を差し入れた。
当然、活けなくては帰れない。
その場にあるもので
なんとかごまかして帰らしていただく。
これもお約束…?
今回の
花器は籠ばかり
大小幾つかが用意されていた。
まず最初は
ウインドーに蔓梅擬き
枝元を丸め大きな籠の内側にはめ込む
蔓梅擬きの蔓は籠の縁によくなじむ
あとは枝が勝手に形を作ってくれる。
余裕のある会場ではない
お客に野茨のトゲがあたるため
高い位置に籠をかけ
選んだ一枝を投げ入れる。
これで差し入れの花は終わりだが
藪椿と南京櫨があると差し出され
背の高い枝をさてどう活けよう
深い瓶や籠がない
南京櫨は
手提げの網籠の口を麻縄でしめ
壁のコーナーに立てかける。
落としを入れず水を切った。
会期中にはおそらく
殻が割れ白い実が出る… と思う。
藪椿は
残った籠を三つまとめて
それぞれに落としを入れる。
花器に奥行きが生まれ。
会場の一角に藪をができた。
暖房のあたたかさで会期中には満開になる… だろう。
残った蔓梅擬きと野茨は
事務所の玄関に
まとめて投げ入れた。
蔓梅擬きの朱の華やかさ
突然の正月ムードだが…
今年中に仕上げたい仕事(?)は
山ほど…? ある。
それでも仕事(?)ばかり
ではつまらない。
2014-12-02 13:03
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梅の実 [花]
今年も梅取りの季節がやってきた。
毎年、梅雨の前に、庭の梅を取る。
昨年は豊作だったが今年は少ない。
一輪車一杯プラスαで37㎏。
昨年の約半分である。
しかし、これが普通なのだろう。
あまり多いと配る作業が大変で昨年は苦労した。
昔は普通だった梅を漬ける家が減っているのだろう。
例年のごとく、
枝振りを選んで活けてみた。
もう少し採取が遅いと
ほんのり赤みが出て可愛らしいのだが
今年の梅は皆青い。
おいしい梅酒ができるだろう。
前回の紫陽花と同じ篭に入れてみた。
この篭は何にでもよく似合う。
落としは、ペットボトルをもっぱら使用する。
高さが自由にカットできるので重宝だ。
肉厚も薄いので水も沢山入る。
毎年、梅雨の前に、庭の梅を取る。
昨年は豊作だったが今年は少ない。
一輪車一杯プラスαで37㎏。
昨年の約半分である。
しかし、これが普通なのだろう。
あまり多いと配る作業が大変で昨年は苦労した。
昔は普通だった梅を漬ける家が減っているのだろう。
例年のごとく、
枝振りを選んで活けてみた。
もう少し採取が遅いと
ほんのり赤みが出て可愛らしいのだが
今年の梅は皆青い。
おいしい梅酒ができるだろう。
前回の紫陽花と同じ篭に入れてみた。
この篭は何にでもよく似合う。
落としは、ペットボトルをもっぱら使用する。
高さが自由にカットできるので重宝だ。
肉厚も薄いので水も沢山入る。
2014-06-03 16:35
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