今日の出会い[3] [顔]
最近、よく歩くようになった。
片道1時間程度は平気で歩くようになった。
すると、
これまで見えていなかった景色が
新鮮に感じられてきた。
しばらく離れていたカメラを
手にもって歩くようにもなった。
当然、シャッターを押す機会も増えてくる。
最近はなにもかもが顔にみえてしかたがないことは
すでに書いたが
先週の週末も幾つかの出会いがあった。
最初は側溝の蓋
拾い物を探して
足下ばかりみているようだが
次も下水の蓋
うまい具合に片目に石がはまっていた
やらせも平気だがこれは違う
梅雨の雨上がりのコンクリートブロックの塀
風抜きの松の形が福笑いのようでもあり
少し不気味でもある
少しは前を向いて歩けるようになったか
最後は錆びて朽ちてしまった
スコップの柄
どうしても足下を見て
マチエールにこだわってしまうのは
作家の性か
それとも貧乏性か
たいして新しいことでもないが
飽きるまで続けます
片道1時間程度は平気で歩くようになった。
すると、
これまで見えていなかった景色が
新鮮に感じられてきた。
しばらく離れていたカメラを
手にもって歩くようにもなった。
当然、シャッターを押す機会も増えてくる。
最近はなにもかもが顔にみえてしかたがないことは
すでに書いたが
先週の週末も幾つかの出会いがあった。
最初は側溝の蓋
拾い物を探して
足下ばかりみているようだが
次も下水の蓋
うまい具合に片目に石がはまっていた
やらせも平気だがこれは違う
梅雨の雨上がりのコンクリートブロックの塀
風抜きの松の形が福笑いのようでもあり
少し不気味でもある
少しは前を向いて歩けるようになったか
最後は錆びて朽ちてしまった
スコップの柄
どうしても足下を見て
マチエールにこだわってしまうのは
作家の性か
それとも貧乏性か
たいして新しいことでもないが
飽きるまで続けます
2014-06-11 09:00
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今日の出会い[2] [顔]
最近、何もかもが顔に見えてしかたがない。
「そう43号」が発刊した。
インクの匂いがする誌面を眺めていると
またもや顔が現れた。
106頁の「野草料理・青みず」の
青みずの葉先と茎のお浸し
撮影したときも、レイアウトしているときも
そんなことには気づかなかったのに
一旦そう見えると
そうとしか見えなくなってしまって
やっかいなものだ。
この器は長辺40cmはある大皿。
手で延ばした粘土に
鋸の刃の切れ端で十字をいれたもの
その縦線が鼻筋に見える。
その上、
振りかけた鰹節が目玉に見えてしまうのだ。
しかし、確認しておこう。
この写真は野草料理のためで
間違っても顔ではない。
念のため、ゲーテ高橋さんの
野草料理の人相図ならぬ
「青みずの葉先と茎のお浸し」の
解説を記しておこう。
湯谷田ノ島の川原の草むらの中で、隠れるように生えていた青みずは、平地の植林の北側の淵や、湿気の多い溝のふちに群がって生える一年草。
茎は根元の方から丁寧に皮をむき、二、三センチに折る。サッと洗い、少々の塩を入れ、茹でて水にさらすと見事な翡翠色になる。水切り後、器に盛り、薄味のだし汁で味付けし、鰹節を天盛りにする。シャキシャキとした食感と青みずの淡い旨味が、口の中に広がる。
葉はきれいな緑色で見るからに美味しそうだ。葉のみを摘み、水洗い後サッと茹でて水にさらし、灰汁を抜く、軽く水を切り、ザク切りにし器に盛る。薄味のだし汁をかけ、鰹節を天盛りにする。歯ごたえのある食感が心地良い。
なお、今回食した青みずとは別に、アオミズと呼ばれる山菜があるが、こちらの和名は「山時ほこり」。茎の上半身が一方に傾く。
青みずも、大きさ、葉の様子はミズナに似ているが、葉は亀の甲状で、ずっと巾が広い。茎は一方に傾くことはなく、全体に緑色で、太く水っぽい。
「そう43号」が発刊した。
インクの匂いがする誌面を眺めていると
またもや顔が現れた。
106頁の「野草料理・青みず」の
青みずの葉先と茎のお浸し
撮影したときも、レイアウトしているときも
そんなことには気づかなかったのに
一旦そう見えると
そうとしか見えなくなってしまって
やっかいなものだ。
この器は長辺40cmはある大皿。
手で延ばした粘土に
鋸の刃の切れ端で十字をいれたもの
その縦線が鼻筋に見える。
その上、
振りかけた鰹節が目玉に見えてしまうのだ。
しかし、確認しておこう。
この写真は野草料理のためで
間違っても顔ではない。
念のため、ゲーテ高橋さんの
野草料理の人相図ならぬ
「青みずの葉先と茎のお浸し」の
解説を記しておこう。
湯谷田ノ島の川原の草むらの中で、隠れるように生えていた青みずは、平地の植林の北側の淵や、湿気の多い溝のふちに群がって生える一年草。
茎は根元の方から丁寧に皮をむき、二、三センチに折る。サッと洗い、少々の塩を入れ、茹でて水にさらすと見事な翡翠色になる。水切り後、器に盛り、薄味のだし汁で味付けし、鰹節を天盛りにする。シャキシャキとした食感と青みずの淡い旨味が、口の中に広がる。
葉はきれいな緑色で見るからに美味しそうだ。葉のみを摘み、水洗い後サッと茹でて水にさらし、灰汁を抜く、軽く水を切り、ザク切りにし器に盛る。薄味のだし汁をかけ、鰹節を天盛りにする。歯ごたえのある食感が心地良い。
なお、今回食した青みずとは別に、アオミズと呼ばれる山菜があるが、こちらの和名は「山時ほこり」。茎の上半身が一方に傾く。
青みずも、大きさ、葉の様子はミズナに似ているが、葉は亀の甲状で、ずっと巾が広い。茎は一方に傾くことはなく、全体に緑色で、太く水っぽい。
2014-06-05 13:10
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