愛知ノート制作開始 [アート]

来年一月から愛知県陶磁美術館で開催される
「愛知ノート」の」制作が始まった。
この企画展は
様々なアートの分野の作品と資料で
陶芸の愛知県を俯瞰し、
可能性を探ろうという試みである。
 
私がこのテーマから発想したのは
愛知県の窯業地を網羅する円を設定し、

陶磁美術館土採集地図.jpg

その円周を等分した地点で土を採取し、
その土でドローイングし、克つその土で抹茶碗を作り
土染めした布で制作した茶室をインスタレーションするというものである。

土染めの茶室は
その準備で開催した「木漏れ日茶会」でも使用し
すでに、ブログでも紹介した。

12等分した地点には
瀬戸・猿投はもちろん
知多半島・常滑や渥美半島の古窯までが含まれる。

各地区からそれぞれ1カ所、
土の露出地を探し出し
天地四段階で土を採取した。
その土で、約150cm正方の綿布にドローイングする。
その、制作を個展の展示終了と同時に始めた。

ブログ愛知ノート絵の具制作.jpg
採取した土を木工用ボンドで練りドローイングの準備
採取した土はタッパに地名と順番を記入し整理している

ブログ愛知ノート制作ドローイング.jpg
コテを使い、ドローイング
写真左端に並ぶタッパが採取した土。

ブログ愛知ノート完成.jpg
ドローイングが終了、乾燥。

同時に和紙に小品もドローイングしている。
一点選び軸装して茶室に掛ける。
ブログ愛知ノート小品.jpg

約150cm正方のドローイングが12点
抹茶碗が48
土染めの茶室
掛け軸のドローイング
それに、床に置くオブジェも制作する予定。

全てを個展を終える11月末までに準備しなくてはならない。
相手してもらえる内が花だと
毎朝、早起きして土いじりの毎日である。









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